
いつも読んでくださってありがとうございます☺️
今日は私の祖父のお話。
祖父は生前、神社やお寺に携わっていました。
短気でしたが、信仰に厚く、とても器用で働き者でした。
そして、テレビや新聞でわからない言葉に出会うと直ぐに辞書を引いて、たくさんノートに書き込んでいたのを覚えています。
私は、子供の頃に辛い経験が多かったせいか、学校生活も、家族で出かけた思い出も、写真を見ると何となくは思い出せますが、あまり記憶にありません。
専業農家のため、両親は毎日朝から晩まで休み無く働き、祖父母と一緒に過ごすことが多かった私。
弟ともあまり会話が無く、本当に不思議なほど思い出せない。。。
人は、自分に必要ないと感じたり、嫌な記憶は脳が忘れてしまうようになっているのだそう。
でも、今でもハッキリと覚えていることは、祖父が毎日私に言ってくれていた「Kaoriは学者じゃっで」という言葉。
この学者の意味は、学識の高い人や知識者のことではなく、「学ぼうとする人」「研究する人」という意味なのだと思います。
子供の頃は意味不明で、またか。。。という気持ちで聞いていましたが、この仕事を始める数年前からその真意を知ることが出来たように思います。
命の危機に遭ったとき、亡くなったはずの祖父が助けに来てくれ、「死ぬな!生きろ!」と勇気づけてくれました。
その手はあたたかく、優しく私の両手を包みこんでくれました。
おじいちゃん、ありがとう。
私はあなたのお陰で今こうしてここにいることが出来ます。
その後も、何度も命を落としそうになっても、その度にあなたは私を助けてくれました。
本当にありがとう。。。
そして、私に学び続けていくことの大切さ、研究すること、分析すること、周りの人のためにそれを活かすことを教えてくれましたね。
本当に、本当にありがとう。。。
私もあなたのように「言霊」を大切にして、これからも学びの旅を続けていきたいと思います。
世の中の愛と平和のために、命を使わせていただきたいと思います。